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グローバルに通用するIT アーキテクトの
知識とスキル体系の普及へ

新着コラム 

アーキテクトのためのリスク管理手法 ― BTABOK「Risk Methods」に学ぶ、意思決定を支えるリスクとの向き合い方 ―

2026年8月28日

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小北洋史

アーキテクチャの設計や意思決定には、常に「不確実性(リスク)」がつきまといます。技術選定、非機能要件、移行方式、体制やスケジュール――どの判断にも、多かれ少なかれリスクが潜んでいます。本コラムでは、BTABOKの「Risk Methods」を手がかりに、アーキテクトがリスクとどう向き合うべきかをご紹介します。 はじめに 私たちは日常生活のなかでも、道路を渡るとき、はしごを登るとき、あるいは投資をするときに、無意識のうちにリスクを判断し、意思決定を行っています。多くの場合、それはほとんど無意識に行われており、自分がリスクを扱っていると認識することさえありません。 アーキテクトの仕事も、これと本質的には変わりません。異なるのは、その一つひとつの判断が、組織や顧客の事業価値に直接影響を及ぼすという点です。BTABOK(Business Technology Architecture Body of Knowledge)では、リスクを「回避すべき障害」ではなく、「アーキテクチャの意思決定を支える重要な要素」として位置づけています。 本コラムは、GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアン...

Agentic Process Transformation(APT)AIエージェント時代、アーキテクトは「業務の流れ」をどう設計するか

2026年7月29日

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松井 淳

生成AIに質問し、文章やプログラムを作ってもらう。こうした使い方は、すでに特別なものではなくなりました。ではAIが質問に答えるだけでなく、社内規程を調べ、データを確認し、複数のシステムを操作し、処理結果まで記録するようになったら、私たちの仕事はどう変わるのでしょうか。 この問いを考えるヒントになるのが、Iasa Globalが発行するArchitecture & Governance Magazineの「Agentic Process Transformation: A CIO Perspective」です。本稿では、このコラムが提示するAgentic Process Transformation(以下、APT)のエッセンスを、若手アーキテクトにも身近な言葉で紹介します。本稿は原記事および提供された日本語訳をもとに要約・解釈したものです。詳しくは原記事を参照してください。 「答えるAI」から「仕事を進めるAI」へ APTとは、自律型または半自律型のAIエージェントが、業務の最初から最後まで参加できるように、ビジネスプロセスを再設計することです。...

ArchiMate 4、正式リリース!

2026年6月12日

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岸川 能行

昨年7月、次期ArchiMateの草案として「ArchiMate NEXT Specification, Snapshot 1」が公開されましたが、前回の記事で触れた通り、なかなか大掛かりな変更の予告でした。 そのArchiMate 4が、2026年4月に正式リリースされました。The Open Groupの公式サイトでは無償の評価ライセンス(90日間)または非商用の永久ライセンスで仕様書をダウンロードできます。 スナップショット1から何が変わった? 一番気になるのは「プレビューから正式版にかけて何が変わったか」ですよね。 結論から言うと、大筋はスナップショット1の通りに着地したようです。ArchiMate Forum ChairのJean-Baptiste Sarrodieは「コンセプト数を約30%削減し、60超の要素から40に絞り込んだ」と述べており、これはスナップショット1の時点で予告されていた「42要素」とほぼ一致します。 The Open Groupの公式アナウンスでは「強いユーザーレベルの互換性を持ちながら、前のバージョンからスムーズに移行でき...

BTABoK / Tools ~「ツール」に使われるアーキテクトか、ツールを「武器」にするアーキテクトか ~

2026年5月13日

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井﨑 学

Iasaの知識体系であるBTABoKにおいて、アーキテクチャの「Operating Model(運用モデル)」は非常に重要な位置を占めています。その中でも、今回取り上げる「Tools(ツール)」の章は、一見するとソフトウェアの選定ガイドのように見えますが、実はアーキテクトの本質的な「構え」を問う内容になっています。 1. BTABoKが定義する「ツール」の真意 多くの組織で「アーキテクチャ・ツールを導入しよう」という話になると、すぐに「どの製品(EAMツールやモデリングソフト)を買うか」という議論になりがちです。しかし、BTABoKの定義はもっと広義です。 BTABoKでは、ツールを「技法(Techniques)」と「デバイス(Devices)」の両方であると定義しています。つまり、高価なモデリングソフトだけでなく、ホワイトボードの前で行うワークショップや、意思決定のためのフレームワークそのものが「ツール」なのです。 ここで強調されているのは、ツールの目的は「資産の記録」ではなく、「複雑な構造を可視化し、ステークホルダーとの合意形成を加速させること」にあります。 2....

BTABoK Community ~ アーキテクトの内部コミュニティと外部コミュニティ ~

2026年4月15日

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西山 達也

今回のコラムではBTABoKのPeople ModelでとりあげられているCommunityにおける内部コミュニティと外部コミュニティについての考え方を示しながら、Iasa日本支部におけるコミュニティ活動を紹介していきたいと思います。   BTABoKのPeople Model/CominityではIasaGlobalの考える組織やコミュニティのあり方を述べており、BTABoKの記述の中でも、理解を深めておくべきところであると考えます。  以下BTABoKの日本語訳を示すとともに、筆者の見解を加えていきます。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 以下 BTABoK原文(翻訳)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓  コミュニティとは何か  BTABoKでは「コミュニティ」という用語を、 組織の内部および外部の拡張チームメンバーのグループ を指し、最良のビジネスおよび技術戦略を実現するために協力しなければならないことを指しています。  コミュニティはアーキテクトたちを結びつける存在であり、それを卓越性の中心地やプロフェッショナルの拠点、あるいはその他の言葉で呼ぶ人もいるかもしれません。...

​開催予定のイベント

ITABokとは、アメリカの非営利団体Iasaが策定したITアーキテクトのための知識体系です。

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